こんにちは!
このブログでは自分の過去の体験談なども書いてるんだけど、その中でも多いのがこの自衛隊ネタ。
自衛隊時代の経験や思い出はかなり濃いものになっているので、それだけ思い入れも強いのかな?今でも様々な場面で思い出す。
ふと荷物を整理していると、自衛隊時代の日記帳みたいなものを発見したので、当時の事を振り返りながら入隊時を思い出してみた。
期待しかない!自衛隊入隊の清らかな春の日
俺は高卒で自衛隊に入隊したので、18歳の3月24日!
地元からバスで1時間ほどにある駐屯地が、俺が三ヶ月間の前期教育を受ける事になる駐屯地。
ここの駐屯地は教育隊だったので、駐屯地の所属部隊は教育隊、業務隊とかだったと思う。昔は普通科連帯の対戦車隊が駐屯していたらしいが、俺の時代は教育大隊だった。
後から知ったことだけど、各普通科連帯でも新隊員前期教育はしているらしい。
俺が教育を受けたのは教育大隊だったので、新隊員前期教育者は結構多かった。2つの中隊があり、1つの中隊に3つの区隊、そして1つの区隊に、4つの班。
合計すると、200人近い新隊員、つまり同期と3ヶ月を過ごしたことになる。
※ 実際には区隊行動が多いので、常に行動を共にするのは30名前後、そして1つの班は大体8人になる。
入隊の前日は地元の友達に送別会を開いてもらい、朝方まで盛り上がっていた。そして、当日のバスの時間に遅刻…
自衛隊の地連が地元の駅から駐屯地までのマイクロバスを用意してくれていたのに、遅刻…
しかも、高校卒業してから入隊までに数週間、少しでも若者らしく!という意味不明な理由で、頭は金色。
朝起きて黒染めしてからバスに行こうと思ったが、そんな時間もなく、完璧に黒染めが完了する前にうっすら金髪ボウズのままバスに乗り込んだ。
さぁ駐屯地に到着!自衛隊生活の始まりだ!
外の景色を見ながら、これから始まるザ・ロックな世界ににホロ酔いしながら…気づけば駐屯地の目の前の信号待ち。
バスが左に指示機を出し、ハンドルを左に切った瞬間に見えてくる、駐屯地の中の世界。警衛所(自衛隊の営門に必ずある警備)の隊員が節度ある敬礼をし、しびれるほどカッコ良かったのを覚えている。
そんな事より、この頭…バス降りるなり即効ボコられるんじゃないだろうか?こんな舐めたガキ許されるはずないよな?そんな心配の方が多かった気がする。
さて、バスを降りてから。。。記憶にない(笑)
確か自分が三ヶ月間寝泊まりする部屋に案内され、部屋でしばらく待機していたような気がする。
既に部屋には先客がいて、即効自分の出身などの自己紹介が始まり仲良くなる。
部屋の中はさほど広くなく、二段ベッドが4つ置いてある。つまり8人の人間がこの部屋で生活するわけだ。
既にベッドには自分の名札がかかっていて、俺は一番奥にあるベッドの二段目だった。
なんやかんやしているうちに、8人全員が部屋に揃い、さぁこの8人での生活が今から始まる!気の合う奴らばっかでよかった!っと胸をおろし、これから始まる地獄など知る由もなく平和に語っていた。。。
自衛隊を辞めてからも、当時の同期たちとは繋がりがある。自衛隊時代の行動や言動なども、今でも身体が勝手に反応する時がある。
退職して10年以上経つけど、近々同期で集まる予定!